毎日新聞に掲載された民宿
私たちがよく訪れる宿は、秩父の民宿になります。ここは今でも珍しい藁葺き屋根の家になっています。藁葺き屋根の材料は、皆さんもしっているあの小麦になります。小麦は、約60cmくらいで細長くなっており、1本では弱いけど、小麦を綺麗に並べて屋根に葺いていくととても強い屋根になります。この小麦を使って屋根を葺く職人さんは全国でもいなくなったと言われておりますが、ここの宿のご主人は、独学で屋根のメンテナンスを覚えたので、好きな時に葺き替えをしているそうです。一人で屋根の葺き替えを行ってしまうので、話を聞いたときは驚きました。宿のご主人は、山の事にとても詳しく、山菜採り・イワタケ採り・クワガタ捕り・料理・パソコン・藁葺き屋根の葺き替えなどすべてこなせる人なので正直、皆、驚いております。