旅館と民宿

新しく葺き替えられた藁葺き屋根の家に宿泊

家族で旅行に行ってきました。私たちが良く行く秩父の民宿は、昔ながらの古民家で、屋根は茅葺屋根になっております。茅葺屋根にもいろいろあり、この宿の屋根の材料は、小麦になります。これを正式には、藁葺き屋根というみたいです。この藁葺き屋根を葺ける職人さんは、現在では、全国で2~3人くらいと言われており、秩父ではすでに職人さんがいなくなってしまったので、宿のご主人がみずからメンテナンスをおこなっています。屋根が新しくなっていたので、いつ葺き替えたのか聞くと、9月頃に作業を行ったそうです。外から屋根をみると、黄金色に輝いているように見え、とても美しく感じます。しかも、独学で覚えた技術とは思えないほど、綺麗に仕上がっています。屋根のお話をしながら美味しい夕食をいただき、小麦の香りを感じながらすごせた1泊は、とても気持ちがよいものでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です